POP2*5

過去にはてなダイヤリーで連載してた連載コラムのアーカイヴです。

Perfumeがあんまり出てこない「Perfumeマンガ」その5


去年11月にやっとPerfumeの存在を知ったというほど情報に遅れていた主人公snakefinger(以下、すねふぃん)。「ああ神様。もっと早く彼女らに会わせてくれればよかったのに……」と愚痴る日々であったが、ある日ハタと気がついた!「そうだ、タイムマシンで過去に行けばいいじゃん!」。さっそくヤフオクでタイムマシンを調達し(←ネタが古いね、どーも)、一気に過去へと旅に立つ。

結成直前ごろに標準を合わせたつもりが、やっぱりセコハン。時間計が狂って、彼女らの幼稚園時代の広島に来てしまった。しかし、下校途中のあ〜ちゃんかしゆかの姿を見つけて思わずコーフン。「おじさんはね、おじさんはね……」とロリコンおやじまるだし。『Fan service [bitter]』『Fan service [sweet]』を自慢したところで、そのレア度などわかろうはずもなく。

再度、中学時代にタイムリープ。のっち加入後の、アクターズスクール広島在学中の彼女らに遭遇する。今からは想像できないコギャル度の高さに驚くも、カメラ小僧よろしく盗撮するのを忘れないすねふぃんだった。「この写真、未来で売ったらムハハだな(笑)」

「カウンターアトラクション」「スーパージェットシューズ」など、Perfumeには未CD化曲が多い。「シュージーフレグランス」に至っては、中田ヤスタカ氏がデータを消しちゃって再演できないって話だし。そーゆーことに頓着しない中田氏の性格に一計を案じ、今度はアキバ時代に飛んで、マスターテープを盗んで予備コピーを録っておくすねふぃん。「まるでルイス・シャフナーの『グリンプス』だな(笑)」と一人で悦に浸る。

「セブンス・ヘヴン〜いい気分〜!」と鼻歌も出るほど上機嫌。しこたまお土産もできたのでと、いったんは帰り支度をしたものの、「せっかくだから、今年(2008年)の紅白歌合戦Perfumeが出られたのかどーかチェックしとこ!」と思い立ち、近未来にちょっと立ち寄り。……のつもりだったが、突然タイムマシンが故障してしまって、さあ大変!

すねふぃんが不時着したのは、猿が支配する未来の地球であった。やっぱり、タイムパラドックスをなめちゃダメだね(ぎゃふん)。