POP2*5

過去にはてなダイヤリーで連載してた連載コラムのアーカイヴです。

『momoco』時代の写真マンガの絵コンテを発見!

 「アダルトの部屋」で紹介しているAVレビュー担当のほかにも、カルチャーページや普通の新人アイドルインタビューなど、『momoco』ではさまざまなページで仕事をさせてもらった。「モモコクラブ」という、おニャン子クラブみたいなアイドル予備軍のコーナーを担当していたころは、自分さえ気づかなかった自身の隠された能力が発揮される機会などが結構あって、私は密かに興奮した。人生の充実期であった(いずれ、エピソードを紹介する)。で、先日段ボールから見つかった資料の中には、こんなものがあった。「モモコクラブ」の連載で写真マンガに目覚めた私は、好きだったキューブリックウィリアム・フリードキンらの映画の記憶が呼び覚まされたからなのか、面白いほど絵コンテがすらすら描けた。けっこう笑えるものが毎回できた。それが好評だったので、それとは別に「アイドルを使った四コママンガのプロットを描いてくれ」と頼まれて書いたのが、これだったと思う。実際に記事になったのかは記憶が定かではない。ノリピー(酒井法子)もまだ新人だったので、こういう企画物の仕事も受けてたんだろうか? 案外つまらないってわけでもなかったので、恥を忍んで載せてみた。
 ノリピーと言えば、兄弟誌『BOMB!』の仕事で、別冊だったか「ノリピー語辞典」の原稿を書かされた記憶がある。うれしいときは「ヤッピー(やったね+ハッピーの造語)」とか、そういう彼女発の文化というのがあったのよ。「ゴクミ語録」みたいな(←これも相当古いかも)。無論「マンモスうれピー」とか、いくつかはノリピー本人の考案なんだろうが、他のバリエーションはおそらく、編集部の人間がテキトーにアイデアを膨らましてでっち上げたりするのが慣例だったのだろう。私もテキトーに書いてみたが、ふざけて「3P」とか「エクスタピー」とか思いつきで入れてたら、後で怒られて校閲さんに削除された。あたりまえか。