POP2*5

過去にはてなダイヤリーで連載してた連載コラムのアーカイヴです。

ペットサウンズVol.1(R-15表現含む)


 どうしてこうもわけのわからないマンガばかり描くのか? と言われそうだが(笑)、なんか「マンガの進化みたいなものにしか興味がなくて」と答えちゃうと、いかにも音楽ライターみたいだと思われちゃうのかな。以前、マンガ編集部に持ち込みに行って感じたけど、あっちの世界のプロパーの人たちって「マンガの進化」みたいなものに、まるで関心がないみたいだね。
 こないだの「pi●iv」批判のときも、シンパの人らは小生のイヤミを額面通りに受け取って、脊髄反射でぶち切れてたけどさ。せっかく頭の硬いプロパーのマンガ編集者の干渉なく自由にマンガ描ける場所なんだから、「商業作品を超えた何か」を場に求めたっていいと思うんだけど。普段マンガを読まない私は、マンガ家全員に尊敬心があるわけじゃないから、商業誌に描いてても全然つまんないプロなんかより、「pi●iv」にある素人のマンガのほうがスゴイって言われるようになってこそ本望だと思う。現状がつまんないファンアート人気ばかりでもりあがってるのは、参加者一人一人が悪いんじゃなくて場の空気のせいでしょ。それを誰一人言わないから、小生みたくちっさな書き手があえて言ってんのに、何を常識人ぶって心を痛めたりしてるんだろう、アホらしい。


 あ、そうだ、YouTubeにはずいぶん前からあるからファンの間では周知の映像だけど、NHK佐野史郎の音楽特番なんかで必ずかかる、赤い鳥の「翼をください」の映像も載っけとこう。潤子さんがあまりにビューチフル。当時のスタッフの人に聞いたら、実はアイドル顔のヤッチャンよりも潤子さん人気のほうが高かったらしい。谷村新司小田和正が取り合ったって話、有名だよね。この演奏は有名な後期のやつだけど、大村憲司のギターはいいとしてポンタのドラム主張しすぎ(笑)。元々デビュー前は、フィフス・ディメンション「ビートでジャンプ!」なんかをカヴァーしていたロック志向のグループだったらしいけど。