POP2*5

過去にはてなダイヤリーで連載してた連載コラムのアーカイヴです。

無題:初台バーミヤンにて。雨天の中、明日のプレゼン資料を作成中

連日、本業の仕事用の資料まとめが続く。更新が滞って申しわけありませぬ。1時間だけ中断して、ざっと手元の雑誌などから抜粋して、ヘッダ用のイラストだけちょこちょこ作業する。これが唯一の息抜きか。

『刑事マガジン』第二号より、リメイク版『犬神家の一族』の等々力警部(加藤武)。似てねえ〜(笑)。でもジジイの顔を模写するのは本当に楽しい。小学生時代、弟との金のかからない遊びで、どちらがより気持ち悪い絵を描けるかを競争すると、必ず私が勝っていた。どれだけ自分でフィルムを回せたところで、やっぱこういう顔の人が使えないと映画にならないな。
 
同『刑事マガジン』より、藤岡弘、。酷すぎ。似せようという意思が感じられず、悪意さえある(笑)。これじゃ西岡徳馬だよ〜。藤岡氏には電話で取材をさせていただいたことがあるが、とても紳士で声も渋くて素敵なダンディであった(……のに関わらず)。
 
同じ雑誌から、モト冬樹の『ヅラ刑事』の一カット。カツラがウルトラセブンアイスラッガーみたいな飛び道具になっている。河崎監督は20年前からよく知っているが、この人は真面目に映画を撮ればちゃんと撮れる人なんだろうか?
 
工藤ちゃん。これはちょっと似てる?(笑)
 
『コンティニュー』の『ハチミツとクローバー』特集号より。誰かが書いていたけど、これは日本テレビのアパート青春群像ものの現代版なのだな。あるいは『めぞん一刻』とか『アフリカの夜』とかにも通ずる世界。だから私がいっぺんに魅せられてしまったわけだ。
 
同『コンテニュー』より、アニメ版の声優の人のプロフィール。

マドンナ。ちょっと書いてみただけ。ファスビンダー映画に出てくるドイツの女優とか、骨張っているエロい女性の顔って描きやすいね。
 
これは書店でもらった、徳間書店が昔出していたカルトな漫画雑誌『リュウ』の復刊パンフから、ふくやまけいこさんの新連載のカット模写。当時、友達に勧められて読んだ彼女のマンガは、ビリー・ワイルダー監督の『シャーロック・ホームズの冒険』みたいな傑作だった。以前も書いたが、いまから22年前の高校生時代に、この先生からハガキをもらったことがある。ちょっと自慢(勝手に載せてすいません)。

「絵を描くのに必要なのは、画力ではなく認識力である」などと偉そうなことを言ってしまったので、写真を見ずに描いてみた高橋克実(『トリビアの泉』のエロオヤジ)。でも、けっこう似てない?……(笑)