POP2*5

過去にはてなダイヤリーで連載してた連載コラムのアーカイヴです。

POP2*0→POP2*5へのリニューアルにつき、更新滞ってててすんまそん。

TPO1-25th Anniversary Edition

TPO1-25th Anniversary Edition

ミスプリント

ミスプリント

 4カ月ぶりの更新。まだ見捨てずにここを覗いていただいている方がおられましたら、本当に怠惰で申し訳ありませぬ。それとホッカホカの話題ですが、昨日の渋谷タワーレコードのイベントにご足労いただいたお客様、本当にお疲れさまでした。小生も楽しかったー! TPOのプロモーションビデオが前日に届いて本当によかった……。何独り言を言ってるのでしょう。そうだった、各所から「POP2*0」の更新はどうなったのかと問い合わせいただいていたのだ。仕事先の知人からも、最新リリースのCDや書籍を取り上げてほしいと頼まれたりして、放っておくわけにもいかなくなりまして、でへ(笑)。たぶん、近いうちにリニューアルして最新記事をアップすると思うので、しばし待たれよ。
 せっかくのタイミングでもあるので、ここしばらくやっていた仕事をまとめて紹介しておきまする。出版関係では、昨年12月に出た『ユリイカ 増刊号 総特集=初音ミク』に「初音ミクに至る、合成人声史」をテーマにしたコラムを寄稿。この号は、クリプトン・フューチャーメディアの第3弾「巡音ルカ」リリースのボカロブーム再燃の追い風もあってすごく売れたらしい。引き続き次の増刊号「坂本龍一特集」でも参加要請いただきまして、先週脱稿したばかり。ディスコグラフィーを中心に、たっくさん書きますた。あと、雑誌『レコードコレクターズ』から依頼を受けまして、先週出たばかりの最新号にフィルムスについて2ページのコラムを書いてます。CD関係は、昨年もロジック・システムの復刻および新作のライナーノーツほか書きまくらせていただいた松武秀樹氏の、1月にリリースされたカセットテープ作品『眠れる夜』(ブリッジ)初公式CD化のライナーノーツを執筆。2月は、高橋幸宏のアルファ・レコード時代の初の本人選曲公式ベスト『Turning The Pages Of Life THE BEST OF YUKIHIRO TAKAHASHI IN ALFA YEARS 1981-1985』(ソニー・ミュージックダイレクト)の解説を担当(選曲などでも少々お手伝い)。ほか、昨年から監修仕事として水面下で進めていた、TPO『TPO1』(ブリッジ)とフィルムス『ミスプリント』(ウルトラ・ヴァイブ)が2月に同日発売。『TPO1』のほうは25年ぶりの初CD化という助けもあって、amazonのインディーズ・チャートの最高位2位にまで上ったというから素晴らしい! 昨日は渋谷タワーレコードにて、安西史孝氏(TPO)、赤城忠治氏(フィルムス)のお二人をメインにした発売記念イベントを終えたばかりでして、TPOの岩崎工氏の飛び入り参加で会場が大いに沸いたほか、福永柏氏、やの雪氏や、有名なオンドマルトノ奏者の原田節氏なども遊びに来られていたらしい。フィルムスのほうの発掘作業は当日に間に合わなくて残念ではあったものの、TPOは門外不出の蔵出しPVが前日に到着。これはメンバーも観たことなかったという本邦初公開のもので、お客さんにとっても貴重な体験になったはず。両タイトルとも堅実なヒットとなったおかげで、続編のリリースとあいなりまして、現在鋭意制作中なので、詳細が決まったらまたここでご報告できれば幸いである。昨日、赤城氏も公式コメントされていたとおり、皆が気になっているフィルムスのアレもたぶん出ます!(キッパリ)
 ありがたいことに、いろいろお仕事で声をかけていただく機会も増えまして、上記以外で現在進行中のプロジェクトについても、公表できる段取りになりましたら諸々ご報告できると思いまする。
 で、最後にブログのリニューアル内容についてですが、実は音楽以外のことを現在求道中でして、そのへんをフィーチャーしたものになりそう。しばらく更新は難しそうなので、場つなぎとしてってことで、昨年から方々の友人に相談しながら描きため、すでに某所で3カ月にわたり発表していた、なんと小生原作のマンガをダイジェストでしばらく連続してアップすることに。雑誌廃刊ブームで活字業界冷え込みが止まらない状況下、まだ未来あるマンガ界(ま、素人なので原作仕事ですけど)へのエスケープを謀るべく、「音楽業界版ホイチョイプロダクション」みたいな企画を各所に持ち込んだりしておりまして、そのテストみたいなつもりで描いたもの。「マンガなんて普段読まないくせに……」と、ここ数ヶ月で何度友人を呆れさせ、怒られたことか(笑)。


これは2月初旬に「pi●iv」というコミック系SNSで発表していたもの。「Pi●iv」は、今や会員数60万人を超えて急成長の、「mixi」、「ニコニコ動画」に続いて注目されているサービスで、拙者が制作進行を担当した『「テクノ歌謡」ディスクガイド』を書いたユービックという編集プロダクションの兄弟会社が運営している事業。オチがよくわからないと思いますが、説明するのも難しいので、ま、時間つなぎの再放送マンガということでお許しを。