POP2*5

過去にはてなダイヤリーで連載してた連載コラムのアーカイヴです。

11月11日新宿ロフトプラスワン「秋のテクノポップ大感謝祭」続報! オキテ破りの画面キャプチャ入りで見どころ紹介。


 本日の更新も11月11日に新宿ロフトプラスワンで開催される「秋のテクノポップ大感謝祭」の告知。各方面にお願いして、貴重な80年代のビデオがたくさんあつまりますた。巷の動画共有サイトでも見れない、珍しいものを厳選してお送りする予定。外タレの来日がまだ珍しかった70年代、ファンが車座になって映像でライブを楽しんだ、あのフィルムコンサートの感動を再び。イベント詳細は改めて以下の通り。先日は(仮)となっていた戸田誠司氏の出演も決定しますた!!!


電子音楽 in JAPAN」プレゼンツーーがんばれ!ピンチヒッターショー(笑)
レア映像、レア音源を3時間たっぷり蔵出しする
架空のテクノ限定動画《ユージ・チューブ》が贈る、一夜限りのピコピコ祭り。


帰ってきた「秋のテクノポップ大感謝祭」


90年代の伝説的イベント「史上最大のテクノポップパーティー」が一夜限定で復活。
アキバ現象に先駆けて、80年代初頭に日本が世界に発信していた唯一のジャンル
テクノポップ」。YMOからShi-Shonenまで、当時のライブ記録映像、PVなど、
復刻CDじゃ追体験できない、巷の動画サイトにも流れていない貴重なレア素材を
テクノポップ通》で知られる大物ゲストの実況付きでお送りする、貴重な3時間。


(司会)
田中雄二電子音楽 in JAPAN、テクノ歌謡監修)
(ゲスト)
江口寿史(漫画家「ストップ!ひばりくん」)
戸田誠司(ex.Shi-Shonen、フェアチャイルド
(SPECIALライヴ)
辻陸詞(ex.詩人の血)+荒木類(ECHOFLEX)+平見文生(ex.ラブ・タンバリンズ)+佐藤清喜(microstar)
《ハンマーレーベルサンプラーCDを来場者全員にプレゼント》


■開催日:2009年11月11日(水曜日) 
■開場:18:30 開演:19:30(〜22:30終了予定)
■会場:新宿ロフトプラスワン 新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2(TEL 03-3205-6864)
■チケット:前売:1500円 当日:1800円(飲食別)
(予約はロフトプラスワンHP=http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/にて受付中)


※ヴィヴィド・サウンド、ブリッジ、ソニー・ミュージックダイレクトのCD物販も開催。
※撮影、録音不可につき、ご了承ください。

(主な上映ビデオ)
プラスチックスヒカシューP-MODELYMO細野晴臣坂本龍一高橋幸宏F.O.E./ザ・ビートニクス/矢野顕子加藤和彦遠藤賢司近田春夫 & BEEF/近田春夫とビブラトーンズ/プレジデントBPM/EX/PINK/東京ブラボー/一風堂ムーンライダーズジューシィ・フルーツ/チャクラ/はにわちゃん/イミテーション/8 1/2リザード/沙羅/TPO/ヴァージンVS/サンディ&ザ・ザンセッツ/戸川純ヤプーズコシミハルピチカート・ファイヴPSY・S/ザ・ナンバーワン・バンド/立花ハジメ/MELON/ショコラータ/フィルムス/SPY/Shi-Shonen/アーバン・ダンス/ラジカルTV/有頂天/ポータブル・ロック/ナイス・ミュージック etc.(予定)



すでにレコード会社にも残ってない映像も多く、ワタシ的にもハプニング的に立ち上げることになったゲリラなイベントゆえ、最初で最後だから許される貴重な映像体験の一夜となるだろう。今回はその一部を画面キャプチャと併せて紹介しよう。



 たぶん客入れのときに無編集で流すかもしれない、YMO「ソウル・トレイン」出演時の一幕。



 YMOYouTubeニコニコ動画にたくさん映像が集まっているので、レアなものを探すのは大変でした。これは「君に、胸キュン。」でテレビ初登場の映像。



 PVなんて作ってたのか! 高橋幸宏「音楽殺人」。



 これもUHFの番組で当時よく流れてました、細野晴臣率いるF.O.E「DANCE HALL」のPV。ジェームス・ブラウンの前座で武道館公演やったときの画像も使われてマス。



 「金曜娯楽館」二度目の登場時のプラスチックス。チカちゃん若い!



 P-MODELは結成時から凍結まで、かなりのステージ映像が集まったが、その中から渋谷公会堂CSV渋谷主催イベントより「カルカドル」。しかし、平沢さんのTwitter、凄いカオス状態で面白すぎる。



 デビュー時は近田春夫考案の東京オリンピックの日本人選手団の扮装をコスチュームにしていたヒカシュー



 プラスチックス英国ツアーのTV記録映像。



 YMOがバッキングしている矢野顕子の映像というのは珍しい。六本木ピットインより「また会おね」。当日は、土屋昌巳一風堂)、仙波清彦(はにわちゃん)が参加した、81年の「ただいま。」ツアーの面々での演奏も流れる予定。



 ストーム・トルーパーズのヘルメット姿で歌うムーンライダーズ「ジャブ・アップ・ファミリー」。



 これも珍しい、坂本龍一高橋幸宏らアルバム演奏メンバーのバッキングによる、トノバンこと加藤和彦の『パパ・ヘミングウェイ』のころの演奏。



 四人囃子がバックをやってテレビ出演してたのね。エンケンこと遠藤賢司「東京ワッショイ」。



 近田春夫関係の映像記録も多く、ジューシィ・フルーツの前身「BEEF」のころのもかかると思うが、これはビブラトーンズ時代の「恋の晩ダナ」の演奏。もちろん、窪田晴男在籍時の映像もあるでよ。



 これも加藤和彦プロデュースがらみの映像で、梅林茂が率いていたEX「プラチナム・ナイト」のPV。



 ハルメンズから上野耕路が加入して、断然かっこよくなったころの、佐藤奈々子SPYの映像より。



 3月の渋谷タワーレコードのサイン会のときにも紹介した、安西史孝、岩崎工らが在籍していた幻のグループ、TPOのプロモーション映像より。



 A児さん(当時)が青田赤道のマネをしている爆笑ビデオ。あがた森魚率いるヴァージンVS。けっこう映像あったので、2曲ぐらい流せればいいな。



 我が故郷出身の板倉文がリーダーを務めるチャクラのコスチューム時代の映像。美潮さん、今でも好きです。



 一風堂は昨年BOXが出て、DVDにたくさん映像が入ってましたが、それ以外にもモロモロありまする。今回は先のDVDに入ってなかった映像を2本紹介。



 今回、イベント会場でニュー・ウェーヴ系のCD販売コーナーを設ける予定で、後半のライヴで参加するハンマーレーベルを配給するヴィヴィッド・サウンド、ブリッジ、ソニー・ミュージックダイレクトが参加。これはブリッジが昨年復刻した、元バグルズのメンバーだった中山純一率いる沙羅の映像。かなり珍しいと思う。



 ポスト・プラスチックス最右翼として注目されていた、ネオGSのはしり的存在。昨年、夢の島の「WORLD HAPPINESS」で再結成した、高木完(タイニーパンクス)、坂本みつわ(フィルムス、MELON)、ブラボー小松(フィルムス、マッスルビート)ら、東京ブラボーの映像。



 「ファイティング80」の出演場面を集めたDVDも出てるけど、これは別番組から。新宿ロフト主催「DRIVE TO 2010」で“ジューシィ・ハーフ”として再結成した、オリジナルのジューシィ・フルーツ近田春夫のバックバンド、BEEF時代の映像も当日は流れます。



 とにかく度肝を抜く映像のオンパレードだった立花ハジメ関連より、川崎製鉄のCF。



 ダンス養成ギブスを付けてけいれんダンスを踊るハジメさん。太陽さんツアーの映像より「チキン・コンソメ」。



 プラスチックスが解散したあと、そのサウンドを受け継いだのがMELON。ブラックライト・パフォーマンスが衝撃的でした。当日は数曲ピックアップする予定だが、これは「シリアス・ジャパニーズ」のころのテレビ出演。



 当日のトークゲスト、戸田誠司氏の映像はまとめて紹介する予定。これはもっとも古い、TBSの夕方の番組に出演したShi-Shonen「嗚呼上々」の演奏場面。



 成田忍率いるアーバン・ダンスは、FUJI AV LIVEの映像がまるまる残っておりました。これはP-MODELのサポートなどもやっていた映像集団、ソユーズとジョイントしたときの「KISS×KISS」の映像。



元アイドルだけにヴィジュアル映えは素晴らしい。ピチカート・ファイヴ加入前に活動していたポータブル・ロックの映像より。鈴木さえ子が提供した「春して、恋して、見つめて、キスして」のテレビ出演場面。



 鈴木さえ子関連の映像もたくさん集まりますた。レコード店頭用の「緑の法則」ツアーのプロショットもよかったけど、とにかくひたすら可愛いのが「恋する惑星」のPV。監督は立花ハジメ



 初期の傑作PVは事情があってほとんどDVD化されていないPSY・S。これは2人のマッドな演技が光る「Bland-New Menu」のPV。



 有頂天のテレビ出演映像がとにかくたくさんありまして、そん中からこれは『ピース』のプロモーションで「ライヴ・ジャック」に出たときの映像。



 おなじみドゥービーズ「DOOPEE TIME」のPV。これを観ると幸せになれる〜♪